雨の日の過ごし方を見直そう!
楽しい「おうち時間」を作るヒント
6月に入ると、日本では全国的に梅雨入りの時期になります。梅雨と言えば「雨」の続く季節ですが、皆さんは雨が続くとどのような気分になりますか?
今回は、全国にお住まいの20-69歳の男女に「雨の日の家での過ごし方」をテーマにアンケートを実施しました。梅雨の長雨が続く中で、いつもより楽しく家で過ごしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
雨の日の習慣や過ごし方を徹底調査!
まずは「雨が降ると気分が変わるか」について伺ってみました。
どの年代も「気分が下がる」と回答する方が多く、晴れの日と比べるとちょっぴり憂鬱な気分になってしまうのが雨の日だということが分かりました。
雨の日は「憂鬱」「眠い」などの声も
「雨の日は気分が下がる」という方は、具体的にはどのように変化するのでしょうか。
最も多かった回答は「憂鬱になる(49.8%)」、ついで「面倒くさがりになる(34.6%)」でした。年代別で見ていくと、男性は年代が高い方ほど、女性は年代が低い方ほど憂鬱になる割合が増えています。
この年代は普段フルタイムで仕事をされている方が多いため、「たまの休みの日なのに雨か・・・」という気持ちが、より憂鬱さを強くさせてしまうのかもしれませんね。
また、「その他」と回答した方の中には、雨が降ると頭痛や体の痛みなど、体調が悪くなるという方も比較的多く見られることから、気候の変化によっても気分が下がりやすくなってしまうことも考えられます。
その一方で、少数派の回答ですが、雨の日になると「落ち着く(2.4%)」、「眠くなる(1.9%)」という方もいました。
雨の音のような自然音には、1/fという音のゆらぎや脳のリラックス状態に導くα波が含まれていることが知られています。雨が降ると気分が下がりがちになるという方は、心を落ち着かせて雨音に耳を傾けてみるというのも、気分を上げる方法の1つとして、取り入れてみると面白いのではないでしょうか。
雨の日の遊びやデートなど。
家での過ごし方がわからない方が多い?
雨が降ると、なんとなく気分が上向きにならない方が多いことがわかりましたが、アンケートでは「あなたは普段、雨の日は、晴れの日や曇りの日と比べて、過ごし方を変えていますか?」という質問もしてみました。
このように「意識的に過ごし方を変えている」と回答した方が35.4%なのに対し「意識的に過ごし方を変えていない」という方は、「分からない」という回答も含めると64.6%もいることがわかりました。
このデータから、雨の日を楽しく過ごすために、どのようなことをすればよいのかわからない方が多いことが推測できます。
ただ逆に考えると、約3割の方は雨の日を意識的に過ごしているわけなので、そうした方の行動を見ていけば、雨の日でも気分が上がって楽しく過ごせるヒントが見えてくるのではないでしょうか。
雨の日の過ごし方から見える意外なヒント
そこで、雨の日は過ごし方を変えていると回答した方に対して、具体的にどのようなことをして過ごしているのかを伺いました。
1位:寝る・休む(23.9%)
雨の日は意識的に寝たり、休んだりするという過ごし方は、男性は40代~50代、女性は40代からの回答率が高く、普段の仕事や家事の疲れをしっかり取る時間に充てる方が多いようです。
雨の日を利用して、布団や枕などを見直して「睡眠の質の向上」に目を向けてみるのも、1つの有効な方法と言えるかもしれませんね。また、今はネットショッピングでも様々な種類の寝具用品や快眠グッズが販売されていますので、おうち時間を利用して、自分にぴったりの商品を探してみましょう。
2位:映画や動画を観る(19.9%)
映画や動画を観るのは男女ともに20代~30代の若い年代の回答率が高かったですが、一人で観るよりも友人、恋人や家族など複数人で集まって鑑賞をするという回答が多く見られました。
お子さんがいる家庭は、ホームパーティも兼ねて美味しいものを食べながら名作アニメを観たり、恋人同士なら、キャンドルを間接照明の代わりに使ってソファやベッドでまったりしながら2人のお気に入りの作品を鑑賞するなど、雨の日は自宅を「おうち映画館」にして楽しむのもよいのではないでしょうか。
3位:片付け・掃除(10.2%)
30代~50代の女性に多かったのが、雨の日は片付けや掃除をする(10.2%)という回答でした。4位にも家事全般(9.7%)がランクインしていますが、雨の日だからこそ、普段はやらないことをやってみるというのもよいのではないでしょうか。
過去の調査レポートでも断捨離について取り上げましたが、ものを捨てる・手放すことは心身ともにスッキリする事にもつながるので、雨の日に気分が下がってしまう方は、試してみてはいかがでしょうか?
自宅で過ごす雨の日がもっと楽しくなる「おうちグッズ」
ここまでで、雨の日がどうやったら楽しく過ごせるのかについて、少しずつ見えてきた方もいらっしゃると思いますが、具体的にどんな物があれば、より快適で楽しいものになるのかについても考えてみましょう。
まず、雨の日に家で過ごすために皆さんが必要と感じているものについて伺いました。
このように、雨の日には映画や動画を観るための電子機器、食品やお菓子といった食材が必要と感じている方が多いことがわかりますが、この結果を踏まえた上で、より楽しく、快適に過ごすための「おうちグッズ」を紹介します。
プロジェクター
パソコンやスマホで映画や動画を観るのもいいですが、プロジェクターが1台あるだけで、おうちの壁がホームシアターになります。スピーカーや音響までこだわれば、本格的なおうち映画館にもなりますし、ゲームも大画面でプレイすれば迫力満点なので、家族みんなで楽しめます。
サブスクリプションサービス
雨の日に映画のDVDや本を買いに外に出るのも気が重いなら、ネットで購入するのが手軽ですよね。でも、すぐに楽しみたい、いろんな作品と出会いたいという方なら、サブスクリプションサービス(サブスク)がおすすめです。現在ではドラマ・アニメ・音楽などが定額で観られるVOD(映像配信サービス)や本や雑誌の読み放題など、色々なサブスクリプションサービスあります。雨の日が多い梅雨時期だけでも利用してみてはいかがでしょうか。
調理家電(ホットプレートなど)
普段と同じ食材でも一気にホームパーティ感を出したいならホットプレートなどの調理家電が活躍します。最近ではプレートを変えなくても左右で温度が調節できて同時に調理できる物もあって非常に便利ですよね。
またサイズ感も色々あるので、一人暮らしの方でも、雨の日は友だちを呼んでホームバーベキューをして、普段はフライパン代わりに使うなど、一台持っているだけで生活の幅が広がります。
レトルト・インスタント食品、缶詰
雨の日用の一品やお酒のおつまみ用として、レトルト・インスタント食品や缶詰をストックしておくのもよいですね。最近では「これ、本当にレトルト?」と思うほど、美味しくてクオリティの高い食品が通販でも手に入ります。メインの料理はデリバリーやテイクアウトで頼んで、サイドメニューとして組み合わせても面白いですし、「雨の日に食べるもの」という楽しみも一つ増えるので、雨の日が待ち遠しくなるかもしれませんね。
室内テント
40代の男性や30代~50代の女性に多かったのが「一人になれる環境」が必要という意見でした。都市部の賃貸暮らしでお子さんがいる家庭では、家の中で一人になれる環境を作るのは、限られたスペースゆえに難しいですよね。そうした方のアイテムとして、室内テントを購入する方も増えているようです。これは「ぼっちテント」とも言われ、自分の部屋を持てない主婦や、新しい働き方として定着しつつあるテレワーク用としても活用されつつありますが、大人だけでなく、雨の日にキャンプ気分が味わえる子供用のグッズとしても室内テントは活用できるのでおすすめです。
「おうち時間」の過ごし方のヒントが得られるかも?
雨の日の過ごし方にこだわってみよう
いかがでしたでしょうか?毎年梅雨の時期は外で思いっきり遊べないし、何となく嫌だなあと思うことも多いかもしれませんが、雨の日の過ごし方にこだわってみることで、梅雨の印象がこれまでとはガラリと変わるはずです。
またそれによって、より普段の「おうち時間」の過ごし方についてのヒントも得られるかもしれません。
さっそく雨の日を楽しく過ごすためのおうちグッズを探してみてはいかがでしょうか。