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【2020年】ミニマリストのすすめ!断捨離のコツを習得してシンプルな暮らしを目指そう【2020年】ミニマリストのすすめ!断捨離のコツを習得してシンプルな暮らしを目指そう

【2020年】ミニマリストのすすめ!
断捨離のコツを習得してシンプルな暮らしを目指そう

近年、必要最低限の物のみで暮らす「ミニマリスト」という言葉が流行していますね。実際にミニマリストになったり、またそれに近い暮らしを始めたりする人も増えてきているようです。

新年度を迎える今、「今年こそはシンプルな暮らしをスタートさせよう」と決意し、「断捨離」をしようとしている人もいるのではないでしょうか?しかし、“捨てる”とは意外に難しい行為のようです。

上記のグラフの通り、「ものを捨てる・手放すことは得意ですか?」というアンケートに対し、「苦手」と回答する人が多く、「得意」の回答率は年代と反比例するように下がっています。

そこで今回は、アンケート結果から分かった「断捨離」のコツをお伝えしていきます。「ミニマリスト」及び、シンプルな暮らしを目指している方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

断捨離を始める前に

皆さんは断捨離をしたことがありますか?20代以上の男女の回答は以下の通りでした。

『「断捨離」とは意識していないが、生活の質向上のためにものを減らしたことがある』という回答が最も多いことがわかります。また、男性より女性の方が断捨離に対する意識は高いようです。

断捨離をスムーズに進める基本のコツ

これから断捨離をしようと思っている方、断捨離は見切り発車で始めてはいけません。「収拾がつかず余計に散らかった」「結局、物と物を移動させただけ」といった残念な結果になりかねませんので、まずは基本のコツを見ておきましょう。

「断捨離など、ものを捨てる・手放すときの基本的なコツはありますか?」というアンケートをして分かった、断捨離の基本のコツは以下の通りです。

1. 悩むものは一旦保留して再検討(40.8%)

必要なものまで捨ててしまっては断捨離の意味がありません。本当に必要なものを見極めるためには、「一旦保留」もOKです。

2. 数日に分けてやる(31.6%)

掃除や片付けというと1日でやり切ろうとしがちですが、1日でやろうとすると集中が途切れて、取捨選択の判断を誤ってしまう可能性が高まります。あまり量が多いのであれば数日に分けてやりましょう。

3. 1つのものに時間をかけすぎない(27.4%)

断捨離にはテンポが大切です。手放すか否かの判断に迷う場合は、その場で長く悩むのではなく、すぐ次の物に移りましょう。

4. 大きいものからとりかかる(15.7%)

家具家電などの見直しもする場合は、早めに取り掛かったほうが良いようです。そうすると部屋のスペースが広がるので、後に取り掛かる洋服や本などの整理がスムーズにできるようになるでしょう。

3つのアイテム別に断捨離のコツを紹介!

次項からは、洋服や本、キッチン回りなど、アイテム別に断捨離のコツをご紹介していきます。

洋服の断捨離のコツ

まずは、いつの間にか増えてしまう「洋服」から見ていきましょう。「洋服や靴、鞄、アクセサリーなどを手放すときのコツはありますか?」というアンケートの回答結果が以下の通りです。

『「〇年以上身に着けていないものは手放す」と事前にルールを決めておく』という回答が最も多い結果となりました。その年数は洋服を買う頻度や流行の流行り廃りなどにより差があるものだと思いますので、自分でルールを決めてみましょう。ただし、あまり長すぎてもまた増えてしまいますし流行も変わりますから、できるだけ短めに設定しておくことをお勧めします。

次に多かった「年齢や流行に左右されないデザインのものは残す」という回答も有効的ですね。シンプルなシャツやカットソー、ジーンズ、冠婚葬祭の服などはそれにあたるでしょう。
また、手放すといっても捨てるだけではありません。状態の良いものはリサイクルショップやフリマで売るのもいいでしょう。悩んだ時には実際に着てみたり、家族や友人、恋人など第3者に意見を仰いだりするのも一つのコツのようですね。

本の断捨離のコツ

次は、「本」について見ていきましょう。紙は非常に重いうえにかさばるので、模様替えや引っ越しの際その重さに驚愕したことのある方も多いでしょう。「本を手放すときのコツはありますか?」というアンケートをした結果が以下の通りです。

「特にコツはない」という回答が最も多くなりましたが、僅差で次に多かったのは「何年も読んでいない本は読みかけであっても手放す」という回答でした。
前項の洋服と同様に、何年も読んでいない本を今後完読する可能性は低そうです。「せっかく買ったのにもったいない」と思うかもしれませんが、そんな時は「古本屋やフリマで手放す」ことを検討してみましょう。
また、雑誌など情報誌は、「必要なページだけ切り取るなどして、本体はすべて手放す」ようにすれば場所を取らないでしょう。

お皿・キッチンツールの断捨離のコツ

最後に「お皿・キッチンツール」の断捨離のコツを見ていきましょう。特に料理好きな人は集めてしまいがちなキッチン回りのアイテムですが、見直してみると「同じものがたくさん…」なんてこともよくありますよね。

アンケートの結果、「使う頻度が低いものは手放す」という回答が圧倒的に多くなりました。よく使うということはそれだけ使い勝手が良い・気に入っているということでしょうから、手放す際には重要な指針となりますね。
次に多かったのは「収納に収まりが悪いもの(変わった形など)は手放す」という回答でした。収納にうまく入らないというのは、見た目に惹かれて買ったもの、ハンドメイド・一点ものなどによくありますね。
また、例えば5人家族なのに4枚しかないお皿、ティーカップは2つなのにソーサーは3つある、など、数が合わないものも処分の対象になるでしょう。

断捨離したシンプルな部屋を保つ秘訣9つ

断捨離をしてシンプルな部屋になっても、気を付けなければまた元の部屋に逆戻りしてしまいます。できる限りすっきりした状態を保つ秘訣についてアンケートした結果、回答は以下の通りとなりました。

1. 本当に必要なものかよく考えてからものを買う(52.3%)
2. 定期的に持ちものを整理してものを手放す日を設ける(27.9%)
3. 1つ新しいものを買ったら1つ古いものを手放すようにする(25.6%)
4.ものの配置を決めておく(21.9%)
5. コレクション要素のあるものは集めない(11.1%)
6. ものが増えない趣味を持つ(旅行、スポーツ等)(8.1%)
7. 読みものは電子版を購入する(5.1%)
8. ものを買う前にレンタルサービスがあるか調べてみる(2.5%)
9. レンタル倉庫を活用する(1.6%)

回答結果をまとめると、「必要なものだけを買う」「普段からこまめに持ち物の整理をする」「ものが増えない趣味を持つ」といった基本的な生活指針を持つ必要があるようです。また、読み物や音楽・映像などは電子版やインターネット配信を活用したり、物質として増えていかないものを選択したりするのもひとつの手です。

そして、近頃では様々なレンタルサービスが展開されています。
定額を払うことでどうしても手放せない荷物を保管できるレンタル倉庫や、冠婚葬祭だけでなく普段着の洋服レンタルもあります。
ミニマリストのようなシンプルな暮らしを持続するために、レンタルサービスを活用するのもおすすめです。

正しく断捨離して、
ミニマリストのようなシンプルな暮らしを!

いかがでしたか?今回は、ミニマリストのように物の少ないシンプルな暮らしをするための、断捨離のコツをジャンル別に詳しくご紹介しました。
単純に「ものを一度に沢山捨てる」ことが断捨離の目的ではありません。生活の質を高めることを目的とし、本当に必要なものと不要なものをしっかり見極めましょう。

ぜひ、今回の記事を参考に、正しく断捨離をして、心身共にすっきりとした暮らしを送りましょう。