【2020年版】ものを売るならフリマ!
おすすめアプリや売れるコツをご紹介
この時期は、春にむけて不要品の整理をしている人が多いでしょう。不要品といっても、捨てるためにお金がかかる場合もありますから、その処分方法も悩ましいところですよね。
そこで今選ばれている方法は、インターネット上で、雑貨から家具家電まで様々な不要品を売買できる「フリマアプリ」です。近頃では不要品だけでなく、ハンドメイドのアクセサリーや自作のイラストなど、“自分の特技を売る”場所としても、フリマアプリは活用されています。
今回は、おすすめのフリマアプリや、売るコツ・注意点、高額で売れやすいものなどについて、20歳〜49歳の男女の実体験に基づいた情報をご紹介します。これからフリマアプリを使おうとしている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
現代のフリーマーケットには、会場で行われる元来のフリーマーケットと、アプリなどインターネット上で行われるフリーマーケットの2種類があります。本記事では主に「インターネット上のフリーマーケットならびにオークション」について、注意点やおすすめのアプリなどを紹介します。
次項から、さっそく、フリマアプリで出店する場合の注意点を見ていきましょう。
フリマアプリでものを売るコツと注意点
インターネットのフリーマーケットやオークションで出店・出品した経験のある人に、「商品を売るコツや注意すること」についてアンケートした結果がこちらです。
1.商品を可能な限りきれいな状態にする
たとえ同じ中古品でも、きれいに見えるものとそうでないものとでは、多くの人が前者を選ぶでしょう。売りに出す前に、可能な限りきれいな状態にしましょう。
2.商品の定価や中古の相場を調べ、適切な値段にする
フリマアプリやネットオークションでは、他の出店者による同じ商品や、関連商品を簡単に閲覧できます。他よりも値段が高すぎると、「状態がいいのかも」「新品かな?」と必要以上にユーザーの期待をあおる恐れがあります。逆に安すぎても「劣悪品かも…」とユーザーを遠ざけてしまう要因になります。他の出品物の状態や値段をリサーチして、妥当な値段で出品しましょう。
3.商品の写真の撮り方にこだわる
フリマアプリやネットオークションの写真で大事なのは、“映え”ではなく“明確さ”です。その商品の全体像が前後左右からわかるように複数枚撮影しましょう。傷がついていれば、商品のどこにどんな傷があるのかの写真も必要です。また、「初回生産限定盤」や「未開封」等のアピールポイントも同様に、わかりやすくクローズアップした写真を使うと良いでしょう。
4.商品の内容や状態について、欠点も含めて(傷や汚れ等)詳しく記載する
商品の内容や状態について全く記載がない場合、ユーザーの多くは商品の情報がわからず不信感を抱くので、ほぼ売れません。また、実物の状態と異なる記載をすると、返品だけでなく出店者として低評価されたり、さらには、購入者が運営側に報告したりする場合があります。そうなると、評価の低い出店者の出品物は売れにくくなりますし、運営側から出店を禁止される事態にもつながりかねません。
百害あって一利なしですので、商品の内容や状態は正直に詳しく記載しましょう。
5.値下げ交渉に応じる
値下げ交渉ができるというのは、購入者にとってフリマ最大の利点とも言えます。値下げ交渉を持ち掛けてきたユーザーには、応えてみるのも一つの手かもしれません。
しかし、値下げ交渉すべてに応じていては損をしてしまう恐れがあります。そのため「初めはあえて希望額よりも高い値段で出品する」ようにすれば、値下げ交渉に応えても自分の希望額を得られるでしょう。
フリマアプリのおすすめランキング&おすすめポイント!
続いて、フリマアプリ10個「オタマート」「ジモティー」「フリマjp」「メルカリ」「ヤフオク!」「ラクマ」「BASE」「Creema」「minne」「PayPayフリマ」の中から、20歳〜49歳の男女におすすめのアプリを聞いてみました。下記のアンケート結果から、上位5位について、おすすめポイントをご紹介していきます。
1位 メルカリ 73.0%
ユーザーおすすめランキング1位は、7割以上の票を獲得した「メルカリ(mercari)」でした。
フリマアプリ最大手とも言えるメルカリの利点は、「利用者の多さ」とそれによる「売れやすさ」でしょう。国内における累計ダウンロード数だけで7000万を突破しているほどで、それだけ出品物の閲覧数が多く、売れやすさにつながります。
また、登録料・会費無料、売上金をメルペイにチャージ可能、支払方法・発送方法が多種多様、さらに、大型家具・家電などの配送を一括依頼できる「大型らくらくメルカリ便」などの独自サービスも充実していることで、幅広い層のユーザーをサポートし、支持を得ています。
2位 ヤフオク! 11.1%
おすすめフリマアプリ2位は、ヤフー株式会社の運営する「ヤフオク!」でした。ネットオークションサービスの代表格として20年以上支持されてきたヤフオク!ですが、2017年からはフリマサービスの提供も開始し、さらに利用者を増やしています。
ヤフオク!の利点は、値上がりを期待できるものはオークションに、早く売ることを優先したいものはフリーマーケットにと、目的に合わせて売却方法を変えられるところでしょう。
また、メルカリ同様、登録料や会費は無料です。
売上金をPayPayにチャージ可能なことや、多種多様な支払方法・発送方法が充実していることも魅力ですね。
3位 ラクマ 9.5%
3位は、楽天株式会社が運営するフリマアプリ「ラクマ(Rakuma)」でした。
他のフリマアプリと一線を画すラクマの最大利点といえば、格安の販売手数料(税込)でしょう。
1位のメルカリは10%、2位のヤフオク!も10%(Yahoo!プレミアム会員は8.8%)、その他のフリマアプリもほとんどが10%前後の販売手数料を設定している中、ラクマはなんと3.85%と格安です。
ラクマも、登録料や会費が無料、売上金を楽天キャッシュにチャージ可能など、他フリマアプリに引けをとらない魅力が満載です。
4位 ジモティー 3.2%
4位は、不要品売買だけでなく不動産や求人など、様々な地元情報が掲示板を通して入手できる掲示板型フリマアプリ「ジモティー」です。
ユーザーの位置情報をもとに近くのユーザー同士で直接やりとりができるため、梱包・発送の手間や料金を要さないのが、ジモティーの最大の利点であり特徴でしょう。
ユーザーの特徴としては、引っ越しが間近に迫り早く手放したい、発送の手間が面倒なので手軽に売却したい、といった出店者が多いです。そのため低価格や無料の出品もよく見られるので、購入者としてもうれしい点ですね。
5位 minne 1.6%
5位は、ハンドメイド系フリマアプリの代表ともいえる「minne」でした。
minneは、“販売しているのは「商品」ではなく「作品」”と提言されているだけあり、出店者は、自分の特技でお金を稼ぐという「作家」としての一歩を踏み出せる場です。また、オーダーメイド対応をしている作家もいるので、世界に一つしかない「一点もの」のアクセサリーや家具、アート作品などを購入することができます。
もちろん、既出のフリマアプリと同様、登録料や会費は無料、様々な支払方法や配送方法が充実しています。
実体験!フリマアプリを使って定価以上で売れやすいもの上位5つ
続いて、フリマアプリを使用して定価以上の価格で売れたものについてアンケートしたところ、以下のような結果となりました。
アンケート結果を見ると定価以上で売れることはなかなか稀なようですが、中でも高額で売れやすいものは以下の通りでした。
1位 洋服(24.1%)
2位 その他(11.1%)※アイドルグッズ、PC部品等
3位 本・漫画・雑誌、おもちゃ・娯楽グッズ、スポーツ用品(8.9%)
4位 アクセサリー・時計、ゲーム(ゲーム機、ソフトなど)(6.7%)
5位 靴・鞄、アウトドア用品(4.4%)
総合すると、アパレル系の商品が定価以上で売れる可能性が高めのようですね。
また、2位「その他」における自由回答に含まれていた「アイドルグッズ」や「PC部品」も定価以上で売れることがあるようです。特にアイドルグッズは、販売終了したものやライブ会場限定販売のものなどがありますし、高値が付きやすいと言えますね。
不要品やハンドメイド品を売るならフリマアプリ!
いかがでしたか?今回はフリマアプリの活用術やおすすめアプリについてご紹介しました。
不要品は捨てるよりも、必要としている人にフリマアプリで売る方がお得です。また、モノづくりが好きな人は、ハンドメイド系フリマアプリで「作家」としての第1歩を踏み出すのも良いと思いますよ。
フリマアプリを生活に取り入れようと思っている人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
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