鍋の季節をもっと楽しく!
おすすめ鍋料理の食べ方や楽しみ方を大調査
肌寒くなってくると食べたくなるのが「鍋料理」ですよね。みなさんも冬になると鍋を囲む機会が多くなるのではないでしょうか。
15-69歳の男女を対象に「鍋料理に関するアンケート」を実施しましたが、上記のグラフのように12月~2月にかけて、約3割の方は自宅や知人宅で週1回程度は鍋料理をしていることがわかりました。
そこで今回は、このアンケート結果から、鍋の季節をもっと楽しむためのヒントやアイデアをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
少数派?大勢派?
鍋料理を食べるシチュエーションについて聞いてみた
はじめに、鍋料理は誰と食べることが多いのかについて伺ってみました。
鍋料理を食べる時は、家族や両親など近しい間柄の人たちと食べる機会が多いようですが、一人鍋をする方も16.2%と比較的多いことがわかりました。
今回、「鍋料理を食べたいと思うときはどんな時ですか?」という質問もしたところ、「野菜を多く食べたいとき(61.1%)」「夕食を作るのが面倒なとき(35.7%)」といった回答が多かったことから、手軽に作ることができて野菜も多く摂れる鍋料理は、一人暮らしの方にも冬の定番料理として浸透しているようですね。
鍋料理を食べるときにみんながNGと感じるマナーとは?
友人や知人、職場の同僚など大勢で食べる機会もある鍋料理。
1つの鍋をみんなで食べるからこそ、他の人の食べ方やマナーが気になることもありますよね。そこで、具体的にみなさんがどのようなことが気になっているのかについて伺ってみました。
最も多かったのは、「自分の取り皿から具や汁を戻す(45.9%)」という回答でした。取り皿で冷たくなってしまった鍋の具や汁を温め直そうと思ってついやってしまう方もいるかもしれませんが、嫌だと感じている方も多いようなので注意した方がよさそうですね。
また、迷い箸や探り箸といったお箸に関するマナーを気にする方も多いようです。特に、良かれと思ってやる方も多い、お箸を上下逆さにして具材をよそう「逆さ箸」も正式にはマナー違反です。
直箸を気にする方も多いですので、各自の箸とは別に具材をよそう専用の取り箸を用意した方が、みんなで気兼ねなく鍋を囲めそうですね。
おいしい鍋料理は準備が大事!
みんながよく使う「鍋」やこだわりの作り方
さて、ここからはいつも食べている鍋料理をもっと美味しく食べるために、みなさんの鍋に対するこだわりやアイデアからヒントを得ていきたいと思います。
まず鍋料理の準備編として、どんな素材の鍋を使っているのか伺ってみました。
最近は軽くて洗いやすい素材の鍋も多いですが、約半数の方は昔ながらの土鍋を使用していることがわかりました。
土鍋は遠赤外線で均一に火が通りやすいことや使い込むほどに味が出るとも言われています。最近は1~2人用の小さな土鍋の種類も豊富ですので、お持ちでない方は、この冬にマイ土鍋を1つ購入してみてはいかがでしょうか。
最新の人気鍋ランキング!
みんながよく食べている鍋はなに?
続いて、みなさんはこの冬にどんな鍋をよく食べているのかについて伺ってみました。この回答から最新の人気鍋ランキングTOP10をまとめた結果がこちらです。
同様の質問を2017年2月に行った「寒い季節に関するアンケート」でも行いましたが、当時と同じく人気NO.1に輝いたのは「寄せ鍋」でした。野菜もたっぷり食べられて、味付けのアレンジも効く寄せ鍋は不動の人気鍋と言えそうです。
参照:2017年2月 寒い季節に関するアンケート結果|dポイントクラブアンケート
ただ前回とは違い、6位まであまり大きな差が見られませんでした。また今回、「自宅で作る鍋のつゆはどのように準備しているのか」についても伺ってみましたが、約7割の方は鍋料理に市販の鍋の素を使っていることがわかりました。
最近では、冬になると色々な種類の鍋の素が販売されていますから、毎回決まった鍋料理を作るのではなく、色々な種類の味を楽しむ方が増えてきているのかもしれませんね。
最後まで鍋を楽しむために!
「シメ」のアイデア&残った鍋のリメイク術
鍋を心ゆくまで楽しむなら、最後のシメや残った鍋をリメイクする方法も知っておきたいもの。そこで、みなさんがよく食べる鍋で、実際にどのようなシメやリメイクを行っているのかについても伺ってみました。
鍋のシメにはどんな具材をよく入れる?
鍋のシメは定番の「うどん」と「ごはん」の2強で、多くの鍋のシメでよく食べられていることがわかりました。
<うどんが最もよくシメに入れられている鍋>
しゃぶしゃぶ・豆乳鍋・ちゃんこ鍋・すき焼き・みそ鍋・塩鍋・海鮮鍋
<ごはんが最もよくシメに入れられている鍋>
もつ鍋・キムチ鍋・水炊き・トマト鍋・寄せ鍋
ラーメン(生麺)の回答も比較的多かったですが、やや少数派の回答の中で目立ったのは「きしめん」です。特にしゃぶしゃぶ、もつ鍋、おでん、水炊き、寄せ鍋、すき焼き、塩鍋などはきしめんと相性がよいようですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
鍋の残りを使って翌日に作ったことがある料理は?
鍋の残りを活用したリメイクレシピで最も多かったのは「雑炊・お粥」でした。
<翌日に雑炊やお粥にリメイクされている代表的な鍋>
しゃぶしゃぶ・もつ鍋・キムチ鍋・水炊き・豆乳鍋・寄せ鍋・塩鍋・海鮮鍋
また今回の調査では、残った鍋をリメイクしたことがないという回答も多くあり、特に味付けの濃い鍋や具材の少ない鍋はリメイクしにくい印象を受けました。
<「鍋の残りをリメイクしたことがない」という回答の多かった鍋>
おでん・トマト鍋・ちゃんこ鍋・カレー鍋・すき焼き・みそ鍋・ミルフィーユ鍋・湯豆腐
こうした鍋のリメイク術のヒントとして、「グラタン・ドリア」「炊き込みご飯」「お好み焼き・チヂミ」「カレー・シチュー」といった料理にリメイクしているという回答もありましたので、試してみてはいかがでしょうか。
また、シンプルに翌朝のスープや味噌汁代わりにされている方も多く見られます。少し味を整えるだけで簡単にできますので、今まで鍋の残りをリメイクしたことがないという方は、この機会にぜひ鍋を最後まで楽しんでみてくださいね。
一人でも、大人数でも!
この冬は鍋料理でおうち時間をもっと楽しもう
新しい生活様式でおうち時間が増えたことによって、例年以上に自宅で鍋を囲む機会も多くなるかもしれません。今回の記事を参考にぜひ色々な鍋を作って、心も体もポカポカに、寒い冬の季節を楽しく過ごしましょう。