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甲子園開幕!応援せずにはいられない高校野球の魅力徹底調査!熱闘甲子園テーマソング人気ランキングも! 甲子園開幕!応援せずにはいられない高校野球の魅力徹底調査!熱闘甲子園テーマソング人気ランキングも!

甲子園開幕!応援せずにはいられない高校野球の魅力徹底調査!
熱闘甲子園テーマソング人気ランキングも!

目次

夏といえば真っ先に「甲子園」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

高校球児たちの熱い戦いが、8月6日、いよいよ幕を開けます。
高校野球ファンの方は、もう待ちきれない!といった心持ちかもしれませんね。

そこで今回は、高校野球の魅力について「熱闘甲子園」のテーマソングにもフォーカスをあてながら、10代~60代の男女に幅広くアンケート調査をしました。

夏の甲子園、驚きの観戦率

10代~60代の男女に、「全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)を観戦したことはありますか?」という質問をしました。
観戦方法には、甲子園球場にて観戦する方法と、テレビやラジオなどの媒体を通して観戦する方法などがあると思いますが、圧倒的に多かったのは「甲子園球場で観戦したことはないが、テレビなどで観戦したことがある」という回答です。どの世代・性別においても、軒並み40%以上の回答割合となっています。

全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)を観戦したことはありますか?

また、「甲子園球場で観戦したことがある」と答えた割合は、多くの世代・性別において20%未満となっており、これは、「甲子園球場で観戦したことはないが、テレビなどで観戦したことがある」「観戦したことはない」のいずれの回答割合よりも下回る結果となりました。
なお、「甲子園球場で観戦したことがある」と答えた割合が20%以上を記録したのは、20代・40代~60代の男性でした。
男性と女性とで見てみると、男性の方が夏の甲子園を熱心に応援しているようです。これについて詳しく見てみましょう。

甲子園球場での観戦率

夏の甲子園を甲子園球場で観戦したことがあると答えた人に、その頻度をアンケートしました。

夏の甲子園を甲子園球場で観戦する頻度は?

全世代男女別「甲子園球場での観戦頻度」 世代×男女別「毎年甲子園球場で観戦している」という割合 世代×男女別「2~3年に1回甲子園球場で観戦している」という割合 世代×男女別「4~5年に1回甲子園球場で観戦している」という割合

「毎年(甲子園球場で)観戦」はやはり簡単ではないのか、回答の割合はあまり多くありませんでした。その中で割合が高いのは、やはり男性のようです。
10代~20代の男性は、30%以上の人が毎年球場で観戦していると答えていますが、30代では、男性よりも女性の方が、毎年球場で観戦している人の割合が多く、約31%でした。

毎年、または2~5年に1度と、継続的に球場で観戦しているのは、30代以下の若年層に多いと言えるでしょう。

甲子園球場以外での観戦率

続いて、「甲子園球場で観戦したことはないが、テレビなどで観戦したことがある」と回答した人に対して、その頻度をアンケートしました。

夏の甲子園をテレビなど(甲子園球場以外)で観戦する頻度は?

全世代男女別「甲子園球場以外(テレビなど)での観戦頻度」 世代×男女別「毎年甲子園球場以外(テレビなど)で観戦している」という割合 世代×男女別「2~3に1回甲子園球場以外(テレビなど)で観戦している」という割合 世代×男女別「4~5年に1回甲子園球場以外(テレビなど)で観戦している」という割合

その結果、全世代の男女において半数以上の人が「毎年観戦している」と回答しており、最も多かった60代男性においては78%と、およそ5人中4人が毎年観戦しているほどの高い割合が出ました。女性においても、毎年観戦していると答えたのは、世代で見ると10~30代よりも40~60代の方が多い結果となりました。
前項で、球場で観戦する人は若年層に多いとわかったことに対し、球場以外で観戦する人は年上の世代に多いとわかりました。暑い夏に甲子園球場でエールを送るのは、体力のいることだからでしょうか。

夏の甲子園、やっぱりみんな好き。

「夏の甲子園の観戦は好きですか?」という質問をしたところ、以下のような結果となりました。

夏の甲子園の観戦は好きですか?

全世代・両性別において5割以上の人が「好き」に該当する回答をしていました。そのうち、「好き」「どちらかと言えば好き」と答えた割合の合計が最も高かったのは10代の男性でした。「好き」と答えた人だけで約52%、「どちらかと言えば好き」と答えた人が約17%と、夏の甲子園に対して最も高い関心を持っていることがうかがえます。

また、女性において最も「好き」に該当する回答率が高かった年代は、20代でした。
近年では、スポーツ好きな女性が注目を浴びており、今回の結果との関係性が垣間見えますね。例えば、広島カープのファンの女性を「カープ女子」、オリックス・バファローズのファンの女性を「オリ姫」と呼ぶなど、ユニークな通称が流行しています。スポーツ観戦を好きなことが、若い世代の女性において一種のステータスとなっている可能性もあるのではないでしょうか。

ここがたまらない!夏の甲子園の魅力

これほどまでに国民に指示されている夏の甲子園。その魅力とは一体何なのでしょうか。以下がアンケート結果です。

夏の甲子園の魅力は何だと思いますか?

「高校生達の青春が見られるところ」38.6%

全体の割合として最も多く、全体の4割近くを占めています。この割合が多いのは、10代~30代の若年層の女性でした。高校生の男の子たちの汗と涙を見て自らの学生生活が重なったり、かつての思い出がよみがえったりするのではないでしょうか。野球部の男の子に対して、ひそかに思いを寄せていたりするのかもしれませんね。

「野球部だけではなく、応援団、吹奏楽などみんなが一つのことに向かって全力を注いでいるところ」35.6%

これについても全体的に割合が高かったのですが、特に多くこの回答をしたのは10代の男女であり、それぞれにおいて50%を占めていました。甲子園で戦う彼らとまさに同年代で、自分のクラスメートや友人と姿を重ねて、きっと応援せずにはいられない気持ちなのかもしれません。

その他にも、以下のような回答が寄せられました。

・「負けたら終わり、勝負は一回だけだからこそ熱くなれるところ」30.3%
・「母校や地元の高校の出場により、身近に感じて応援できるところ」29.6%
・「番狂わせもあるところ」25.8%
・「それぞれの学校や選手たちのストーリーに感動するから」20.7%
・「優勝校予想や名シーン誕生など試合の前後も楽しめるところ」10.6%

皆さんも深く共感するものがあるのではないでしょうか。
特に、「それぞれの学校や選手たちのストーリーに感動するから(20.7%)」「優勝校予想や名シーン誕生など試合の前後も楽しめるところ(10.6%)」といった回答。これらは、テレビ番組などで特集しているのをよく目にしますよね。そのような甲子園を特集したテレビ番組の中から、今回は「熱闘甲子園」にフォーカスをあて、アンケートを実施してみました。

「熱闘甲子園」テーマソング人気ランキング!
2010年~2018年

皆さんは、「熱闘甲子園」を視聴されますか?
「熱闘甲子園」はテレビ朝日系列で毎年、大会のダイジェストや球児たちのドキュメンタリーを特集しているテレビ番組で、大会期間中に毎日放送されています。

番組を盛り上げるものとして大きな役割を担っているのが、「テーマソング」。「熱闘甲子園」は毎年、アーティストの楽曲をテーマソングとして起用しています。試合のハイライト、球児たちの努力・涙・覚悟、それらから呼び起こされる感動を如実に視聴者に伝えられる楽曲が、毎年、番組をさらに盛り上げてくれているのです。

2010年~2018年の「熱闘甲子園」のテーマソングの中で、最も印象に残っている曲をアンケートしました。結果が以下の通りです。

2010年~2018年の「熱闘甲子園」(テレビ朝日系列局)のテーマソングの中で、最も印象に残っている曲はなんですか。

1位 あとひとつ/FUNKY MONKEY BABYS(2010年/H22年)18.6%

2010年の「熱闘甲子園」におけるテーマソングが1位となりました。やはり、この曲を選んだ割合が最も多かったのは、20代の男女でした(男性37.3%、女性40.7%)。2019年現在20代の男女は、2010年当時ちょうど中高生で世代ど真ん中なのです。

2010年における「夏の大会 第92回全国高校野球選手権大会」の決勝進出校は、沖縄県の興南高校と、神奈川県の東海大学付属相模高校。13-1の大差で東海大相模を制した興南は、沖縄県勢初の夏の甲子園優勝をはたしました。興南はこの年の春の大会でも優勝しており、1998年における横浜高校以来、史上6校目の春夏大会連覇を達成した、記録的な大会となったのです。

2位 夏疾風/嵐(2018年/H30年)14.7%

まだ記憶に新しい昨年の「熱闘甲子園」におけるテーマソング「夏疾風」が2位となりました。当然こちらも、最も割合が高かったのは10代の男女でした(男性26.9%、女性30.5%)。ちなみに、この曲に関しては女性全世代において高い回答率となりました。ジャニーズグループの中でも常にトップを走り続けている嵐の揺るがない人気も垣間見えた結果となっています。

なお、2018年における「夏の大会 第100回全国高校野球選手権大会」の決勝進出校は、大阪府の桐蔭高校と、秋田県の金足農業高校でした。第100回目という記念すべき大会で全国制覇を果たしたのは、桐蔭。同年の春の大会でも優勝していた桐蔭は春夏連覇、しかも2012年に春夏連覇をしていた桐蔭は、史上初の2度目の連覇となりました。投手と野手を見事にこなす二刀流として注目された根尾昂くんは、見事自身もファンであった中日ドラゴンズに入団し、現在期待のニューカマーとして活躍中です。

3位 オモイダマ/関ジャニ∞(2014年/H26年)

3位になった「オモイダマ」は2014年の「熱闘甲子園」におけるテーマソング。こちらも10代の男女による回答が多い結果となりました。
2014年の「夏の大会 第96回全国高校野球選手権大会」の優勝校は、またも大阪府の桐蔭高校。準優勝である三重県の三重高校とは4対3、わずか1点差での勝利でした。7回裏で獲得した1点リードを最後まで守り抜き、大緊迫な試合を見せてくれた大会です。
ちなみに、なぜこれらのテーマソングを選んだのか、理由をアンケートしてみました。

選んだ曲について、なぜ印象に残っていますか?

理由として最も多かったのは、「その曲/歌手が好きだから」が圧倒的な結果となりました。男性においては、「その年の試合が心に残っているから」という回答も多く見られました。

皆さんは、印象に残っているテーマソングはありますか?その曲を聴くたびに、あの夏、球場で一生懸命走る誇り高き選手たちを思い浮かべる…。そんな、思い出の素敵なトリガーとしても、音楽はとても粋な役割を担うのでしょう。
そして、2019年の「熱闘甲子園」のテーマソングは、最近ぐいぐいと人気を獲得してきている「Official髭男dism」の「宿命」に決定しました。今年は、ぜひテーマソングも注目してみてはいかがでしょうか。

また、夏の甲子園の魅力を最大限解説してくれるテレビ番組は、「熱闘甲子園」だけでなく今期もたくさん放送される予定です。どんな場所からでも、高校球児たちの汗と涙、青春、そしてなにより彼らの努力の結晶を、ぜひ応援しながら見届けたいですね。

最後に。今年の夏の大会も、全国の選手に心からのエールを!

今回の調査で、甲子園がいかに国民に愛され、支持されているか分かりました。
まさに今、野球に熱中している球児の皆さんは、本当にたくさんの人々が、心からエールを送っていることを忘れないでくださいね。
彼らの努力とファンの応援でつなぐ全国制覇までの道のり、今年も目が離せません!