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ブランド?価格重視?ファッション意識を調査ブランド?価格重視?ファッション意識を調査

ブランド?価格重視?ファッション意識を調査

目次

オシャレはどれだけ心をはずませる?

オシャレはどれだけ心をはずませる?

ファッションアイテムは自分の個性やセンスを主張したり、気持ちをウキウキさせたりする大切なもの。とはいえ、人によって意識の差は当然あるし、どんなポイントを重視するか、どんな方法で情報を収集するかもさまざまです。それが男女、年代、職業などでどう違うのか、今回はそんなファッションに対する意識調査を行ってみました!

ズバリ、女性のほうがファッションを意識

まずはファッションに対する意識の高さをリサーチしました。

ファッションに気をつかっていますか?

ファッションに気をつかっていますか?ファッションに気をつかっていますか?

「気をつかっている」と答えた人を男女別・年代別に分析すると、最も多かったのは男性が60代(25.5%)で、女性が10代(31.0%)と両極端に分かれる結果となりました。さらに「少し気をつかっている」も加えると60%を超えたのはすべて女性で、10代(79.3%)、20代(71.4%)、30代(63.5%)、40代(66.1%)。全体的に女性のほうが男性よりファッションに気をつかっていることが窺えます。
また、結婚したらファッションを気にしなくなるのかといえば、「気をつかっている」「少し気をつかっている」の合計は、「結婚している人」が57.6%、「結婚していない人」は55.7%とほとんど差がなし。なかなか意外でした。
職業別では、上記と同じ集計で回答が最も多かったのは「会社役員・管理職」(76.1%)。ファッションはビジネスで好印象を与えるためのもの、あるいは役職者のプライドなのかもしれません。

では、皆さんはどのくらいの頻度で洋服を購入しているのでしょうか。

新品の洋服を購入する頻度は?

新品の洋服を購入する頻度は?新品の洋服を購入する頻度は?

「半月に1回以上」「月1回程度」「2~3か月に1回程度」の合計が男女別・年代別で一番多かったのは、女性の10代(78.9%)。ところが、男性の中でファッション意識が最も高いと思われる60代は、なんと最低順位の33.3%でした。ファッションには気をつかっているけれど、お気に入りの洋服を長く愛用しているということなのでしょうか。
また、職業別では「自由業・専門職」がトップの68.5%。スーツや制服を着る義務がない反面、私服に対する意識は強く購入頻度も高いと見ました。

次は洋服を選ぶポイントについて尋ねました。

若い女性は「トレンド」、熟年男性は「機能」

若い女性は「トレンド」、熟年男性は「機能」

洋服を選ぶとき、何を重視しますか?

洋服を選ぶとき、何を重視しますか?洋服を選ぶとき、何を重視しますか?

「価格」(72.8%)と「デザイン」(72.0%)が他を大きく離して1位を争う結果に。それ以外の選択ポイントを男女別・年代別に分析してみると、まず「トレンド」に敏感なのは女性の10代(25.9%)と20代(27.0%)。「素材」と答えた人が4割を超えたのはすべて女性で、30代(51.9%)、40代(45.3%)、50代(49.0%)、60代(54.7%)。そして「機能」が4割を上回ったのは男性60代(43.1%)のみでした。
何となくそれぞれの生活スタイルの志向が見えてくるようです。

次なるリサーチは、ファッションに関する情報収集の方法です。

男性は「家族」がファッションの情報源

男性は「家族」がファッションの情報源

洋服を購入する際、最も参考にする情報源はなんですか?

洋服を購入する際、最も参考にする情報源はなんですか?洋服を購入する際、最も参考にする情報源はなんですか?

女性の10代は、「SNS」(22.8%)、「インターネット」(17.5%)」と、他の世代に比べてネットから情報を収集する傾向が強いのがわかります。その反面、「家族の意見」(21.1%)もなかなか多いのは扶養される立場だからでしょうか。ただし、「家族の意見」という回答はどちらかという男性のほうが全体的に多く、特に男性60代は3人に1人(33.3%)がそう答えています。
職業別で「家族の意見」が最も多いのは、「自由業・専門職」(36.8%)。自宅にいる時間が多いからだと考えられます。

最後に、そもそもファッションは人にとって何物であるかを聞いてみました。

女性は元気やモチベーションの源に!

女性は元気やモチベーションの源に!

あなたにとって「ファッション」とは何ですか?

あなたにとって「ファッション」とは何ですか?あなたにとって「ファッション」とは何ですか?

全体的には「自分自身の元気やモチベーションの源」がトップ(33.8%)で、特に女性は全年代についてそうした意識が強い傾向にあります。
「異性にモテるためのツール」という回答は全体で3.5%と少ないものの、その中で男性10代が9.4%で抜き出る形となりました。「自己表現・自己主張の手段」のトップも10代で、男性(26.4%)、女性(27.6%)ともに25%を超えています。

ファッションに対する意識や新品の洋服を購入する頻度で、圧倒的に高い数値を示した女性10代は、これからの時代のファッションをリードしていく存在と言って間違いないでしょう。とはいえ、やはりファッションは社会を生きていくうえでの必需品。目の付けどころは違っても、男女や年代を問わず高い意識を持ちたいものです。