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年代別でどう違う?カラオケの頻度や利用方法の最新事情を徹底調査!年代別でどう違う?カラオケの頻度や利用方法の最新事情を徹底調査!

年代別でどう違う?
カラオケの頻度や利用方法の最新事情を徹底調査!

マイクを通して自由に選曲し歌うことができるカラオケ。最近ではカラオケ店やバー・スナックだけでなく、家庭用カラオケやカラオケアプリなど、場所を問わず気軽に楽しめるようになりました。

今回はこのカラオケの最新事情を探るべく、15-69歳までを対象にアンケートを実施し、カラオケの利用の変化や年代別での違いなどを徹底調査しました!

目次

最近カラオケ利用した?頻度や場所を聞いてみた

はじめに、ここ1年の動向を知るために「ここ1年でカラオケ(自宅やカラオケアプリ含む)をどのくらいしましたか?」という質問をしてみました。

ここ1年でカラオケ(自宅やカラオケアプリ含む)をどのくらいしましたか?ここ1年でカラオケ(自宅やカラオケアプリ含む)をどのくらいしましたか?

今回の調査では「(カラオケを)全くしていない」が全体の65.0%と、ここ1年でカラオケをしていない方が非常に多いことが分かりました。

ただ年代別で見ていくと、男女ともに10代から20代は「半年に1回程度」が19.1%、「2~3か月に1回程度が13.0%」と、30代以上に比べるとカラオケをしている割合は高い傾向にあるようです。

こうした「カラオケ離れ」を感じさせる背景には一体何があるのでしょうか。新型コロナウイルス感染症の影響が一因にあるのではと考え、「新型コロナウイルス感染拡大以降、カラオケ店(カラオケができる施設を含む)を利用する機会はどうなりましたか?」という質問をしてみました。

その結果、新型コロナの感染拡大の影響で「カラオケ店などの利用を控えた」「全く利用しなくなった」と回答した方が約47.6%となり、新型コロナがカラオケの利用に大きな影響があったことが分かりました。

このように新型コロナウイルスの感染拡大で、カラオケ店などの利用を控える方、または全く利用しなくなってしまった方が増えていることが分かりました。

普段どこでカラオケをすることが多いですか?普段どこでカラオケをすることが多いですか?

また、カラオケをよくする場所についても伺ってみたところ、最近では、家庭用カラオケの機器が進化し、アプリのクオリティも高くなったものの、現在もカラオケ店をはじめとした店舗や施設でのカラオケが人気であることが分かります。

そのため多くのカラオケ等の施設を利用したい層が、新型コロナ感染拡大の影響で利用を控えたことが、現在のカラオケ離れの大きな理由の1つとなっていると言えるでしょう。

最近のカラオケ店の利用方法には変化がある?

ここからは、カラオケをすることが多いカラオケ店やカラオケができる施設の利用方法の最新事情を探るために、利用時間、一緒に行く人、店舗や施設の利用目的について具体的に伺ってみました。

カラオケができる店舗や施設の1回あたりの利用時間はどのくらい?

カラオケ店(カラオケができる施設を含む)の1回の利用時間はどのくらいが多いですか?カラオケ店(カラオケができる施設を含む)の1回の利用時間はどのくらいが多いですか?

1回あたりの利用時間は、各年代ともに1時間~3時間未満が多いようです。また、10代・20代と女性は5時間以上で割安のフリータイムを利用する割合が他の性年代と比べると多い傾向にあることが分かりました。

カラオケができる店舗や施設は誰と一緒に行くことが多い?

カラオケ店(カラオケができる施設を含む)は誰と行くことが多いですか?カラオケ店(カラオケができる施設を含む)は誰と行くことが多いですか?

カラオケに一緒に行く人は、2~3人の友人・知人が最も多く42.1%、次いで1人が21.2%、家族が20.6%となりました。家族以外では4人以上でカラオケを利用することが少ない傾向にあり、この辺りも新型コロナウイルスの影響が感じられる結果となりました。

歌う以外の目的でカラオケができる店舗や施設を利用することはある?

歌う以外の目的でカラオケ店(カラオケができる施設を含む)を利用したことはありますか?歌う以外の目的でカラオケ店(カラオケができる施設を含む)を利用したことはありますか?

カラオケ店やカラオケができる施設の利用目的は歌うことが1番多かったものの、おしゃべりやランチ・ディナーなど、飲食店の代わりに利用する方も一定数見られました。

また年代別に見ていくと、10代~20代の若年層はブルーレイやDVD鑑賞を目的に利用する傾向にあることも分かりました。近年大画面テレビやプロジェクターでライブ映像や映画鑑賞ができるカラオケ店も増えているように、若い世代がカラオケ店に求めるものは徐々に変化しているように感じます。

歌に関する意識調査 年代別の人気ジャンルはこれ!

続いては、カラオケで歌う「歌(曲)」に関する傾向を探るべく、人気の曲や歌のジャンルなどを伺ってみました。

複数人で歌う時にはどのような曲をセレクトしている?

2人以上でカラオケをする場合、どのような曲を歌うようにしていますか?2人以上でカラオケをする場合、どのような曲を歌うようにしていますか?

まず、2人以上でカラオケをする場合に、どのような曲をセレクトしているのかについて伺ってみました。

最も多かったのは「自分が歌いたい曲(67.2%)」でしたが、「みんなが知っている曲(37.0%)」「盛り上がる曲(20.3%)」「みんなで歌える曲(12.2%)」など、複数人でカラオケをする際には場の雰囲気を考えて選曲をしている方も多いようです。

歌の人気ジャンルランキングを発表!

よく歌う「歌のジャンル」は何ですか?よく歌う「歌のジャンル」は何ですか?

歌の人気ジャンルは、各世代ともJ-POPが最も人気でした。しかし2位以降は年代別に違いが見られ、10代・20代は「K-POP」、30代は「アニメソング」や「ロック」、50代・60代は「演歌・歌謡曲」といった回答が多く目立ちました。

また、10代・20代の自由回答では「ボーカロイド(VOCALOID)」というジャンルも何件か見られたのも特徴的でした。このように年代別で見ていくと、各世代の流行の歴史が垣間見えて実に興味深いですね。

やっぱり歌は上手くなりたいもの!?
みんなが感じている歌の悩み

カラオケをする目的は様々ありますが、せっかく歌うのなら上手に越したことはないと思う方は多いのではないでしょうか。実際に「今より歌が上手くなりたいですか?」という質問をしてみたところ、51.1%の方は今よりも上手くなりたいと回答されました。

では、みなさんは歌に関して現状どのような悩みを抱えているのでしょうか。

歌を歌う時にどのような悩みがありますか?歌を歌う時にどのような悩みがありますか?

年代を問わず多かったのは、「高音域で声がかすれる・ひっくり返る(32.5%)」「音程が外れてしまう(29.3%)」といった悩みでした。また、10代~20代は声の大きさや低音が出しにくいといった悩みが多く、60代以降になるとリズム感や息が長く続かないといった悩みも目立ちます。

この機会にカラオケの魅力や醍醐味を改めて感じてみよう!

カラオケはみんなで盛り上がったり、普段出せない大声が思い切り出せることで、ストレス発散や元気になれる魅力があります。

ここ数年おうち時間が長くなって「そういえば最近カラオケをしてないな」という方は、この機会にお友達や家族と一緒にカラオケ店に足を運んだり、歌の上達を目的にカラオケをはじめてみてはいかがでしょうか。きっと、今まで感じられなかった新しい発見や刺激を得られると思いますよ!