調査レポートみんなのアンケート結果をご紹介

家探しのヒントに。住みたい家や住宅設備、理想の住まいを徹底調査!家探しのヒントに。住みたい家や住宅設備、理想の住まいを徹底調査!

家探しのヒントに。
住みたい家や住宅設備、理想の住まいを徹底調査!

私たちの生活で欠かすことのできない「住まい」。引っ越しやマイホームを建てるときなど、理想の家を見つける楽しさもありつつ、長く生活するからこそ間取りや設備など、考えはじめると悩みも尽きないもの。

そこで今回は、20-59歳の方を対象に「家探しに関するアンケート」を実施し、みなさんが現在住んでいる住まいのこと、また理想の家についていろいろと伺ってみました。住まい探しをする際のヒントになる内容が見つかると思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

目次

現在住んでいる家の“探し方”について聞いてみた!

現在みなさんはどのような家に住んでいるのか。はじめに、戸建て暮らし、マンション暮らしなど住宅形態について伺ってみました。

戸建てや分譲マンションなど持ち家に住んでいる方が約6割。アパートやマンションなど賃貸住宅に住んでいる方が約3割と、持ち家に住んでいる方の割合が多い結果となりました。

続いて、現在の住まいをどのような方法で探したのかについて伺ってみたところ、持ち家と賃貸では探し方にも違いがあることが分かりました。

戸建てや分譲マンションなど持ち家に住んでいる方は、「住宅情報誌」「パンフレット・カタログ」「新聞記事・折込チラシ」など紙媒体で探したという回答が多かったですが、賃貸住宅にお住まいの方は「不動産会社のHP」「住宅情報サイト」などインターネットで探したという回答が、持ち家より多く見られました。

また、今回は少数派でしたが、20代の男性の中にはSNSやYouTubeなどの動画で家を探したという回答も見られました。この辺りは時代性を感じる部分で、これから若い世代を中心に、家探しの方法もどんどん多様化していくことが予想されますね。

新しい生活様式になり
「理想の住まい」にも変化はあった!?

2020年に世界的に流行した新型コロナウィルス感染症によって、私たちはいろいろな場面で新しい生活様式が求められるようになりました。

ここからは、現在も継続しているコロナ禍の状況において、みなさんの中で理想の住まいに変化が見られたのか。この辺りについて伺っていきました。

まず、新型コロナウィルスがきっかけで、現在の住まいから引っ越しや家の購入を検討したかについて伺ったところ、「現在探している」(3.7%)、「すぐではないが検討している」(13.1%)、「特に考えていない」(76.8%)という回答が得られました。

このうち、「現在探している」、「すぐではないが検討している」と回答した方を対象に、もし新しい家に引っ越すとしたら、どのような家に住みたいかを伺ったところ、このような結果となりました。

持ち家と賃貸住宅の割合はほぼ半々という結果でしたが、同じ持ち家でも分譲マンションを検討している方が非常に少なかったこと、賃貸住宅では一戸建てを検討する方が比較的多かったことが確認できました。

この背景には、人との接触が多くなってしまう集合住宅はなるべく避けたいという理由もあるのかもしれませんね。

こんな家に住みたい!
あなたが今必要としている部屋や住宅設備はなに?

このように新しい生活様式によって理想の住まいにも徐々に変化を感じられるようになってきましたが、部屋や住宅設備といった住居空間のニーズも変わりつつあるのでしょうか。そこでまずは、現在の住まい、または新しい家に引っ越したら「欲しい」「あったら良いな」と感じる部屋やスペースについて伺ってみることにしました。

上位には、「室内物干し(サンルーム)」(28.3%)、「ウォークインクローゼット」(27.7%)、「広いキッチン」(21.1%)といった家の利便性をよくするスペースを必要とする回答が多く見られましたが、

  • 「遮音性の高い部屋」(25.4%)
  • 「書斎・ワークスペース」(18.7%)
  • 「広い庭・テラス」(17.1%)

テレワーク(在宅勤務)や外出自粛など、おうち時間が長くなったことによって必要と感じる部屋やスペースに対する回答も増えつつあるようです。また、今回は少数の回答でしたが「玄関付近の洗面所」(8.5%)といった感染症対策で必要となってくる部屋やスペースのニーズも今後は増えていきそうです。

この辺りを踏まえて、家の設備として取り付けられている住宅設備機器にも同様の質問をしてみました。

上位は「床暖房」(24.3%)、「浴室暖房乾燥機」(21.1%)、「追い焚き機能」(17.1%)といった利便性を向上させる設備や「太陽光発電」(18.1%)といった省エネにつながる設備を必要とする方が多い傾向にあります。

その一方で、非対面での荷物の受け取り需要が高まる中で必要とされる「宅配ボックス」(19.5%)や感染症対策の一環となる「タッチレス水栓・照明」(9.0%)といった設備への関心も高くなりつつあることが窺える結果となりました。

おうち時間が増えた今。
より快適な住まいを考えることは大切

これまでは生活の起点であり、心落ち着けるプライベートな空間であった自分の住まい。しかしながら、私たちを取り巻く生活様式が大きく変化したことで、自宅で仕事をする機会が増えたり、外出する機会が減ったりと、自宅で過ごす時間が長くなったことで、住まいの在り方もこれまでとは変わりつつあります。

この機会に、現在のライフスタイルと将来も見据えて、より快適な住まいについて考えてみてはいかがでしょうか。