調査レポートみんなのアンケート結果をご紹介

インフルエンザ予防!かかりにくい人の食事・生活習慣・対策グッズを徹底調査インフルエンザ予防!かかりにくい人の食事・生活習慣・対策グッズを徹底調査

インフルエンザ予防!
かかりにくい人の食事・生活習慣・対策グッズを徹底調査

1月はインフルエンザの流行のピークともいわれており、しっかりと予防する必要があります。
皆さんは、何か対策をしていますか?
今回はインフルエンザにかかりやすい人・かかりにくい人の生活習慣や対策方法を比較しながら、今からでも始められるインフルエンザ予防を紹介していきます。

目次

インフルエンザの症状は?

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。
症状としてはのどの痛みや鼻汁、咳など、普通の風邪と似たものもみられますが、38℃以上の高熱、全身のだるさ(倦怠感)、食欲不振などの全身症状が強く、頭痛や関節痛、筋肉痛など呼吸器以外の症状を伴うものです。

対して風邪は、様々なウイルスなどによって起こる病気であり、主な症状はのどの痛みや鼻汁、くしゃみ、咳などが中心で、強い全身症状はあまりみられません。発熱もインフルエンザほど高熱とならず、重症化することはあまりみられないのが特徴です。

風邪とインフルエンザ 主な症状の違い

  インフルエンザ 風邪
発病 急激 ゆるやか
発熱 通常38℃以上の高熱 ないか、あっても37℃台
強い全身症状※1 ある ないか、あってもまれ
上気道炎症状※2 全身症状の後からみられる 最初からみられる
強いことが多い 軽い

※1:悪寒、頭痛、関節痛・筋肉痛、全身のだるさ(倦怠感)など
※2:のどの痛み、鼻症状(鼻汁、鼻づまり)など

河合直樹編:よくわかるインフルエンザのすべて. p18, 医薬ジャーナル社, 東京, 2013.

ただし、インフルエンザウイルスには毎年流行があります。高熱を伴わないタイプなどもあり、風邪との症状の見分けがつきにくい場合も多いです。症状の違いで自己判断するのは危険ですので、特にインフルエンザの流行時は、体に不調が見られたら早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

さらに、インフルエンザは合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎、中でも重大な合併症には急性脳症や重症肺炎などを引き起こす場合もあり、しっかりとした予防と対策が必要なのです。

寒い冬を健やかに過ごすためにも、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

インフルエンザ、かかりやすい?かかりにくい?

15歳以上の男女を対象に、インフルエンザにかかった経験についてアンケートしました。
インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人の違いを比較していくということで、両者を以下のように定義しました。

インフルエンザにかかりやすい人 「毎年かかる」「2~3年に1度はかかる」と答えた人
インフルエンザにかかりにくい人 「4~5年に1度はかかる」「めったにかからない」「かかったことがない」と答えた人

この場合、“インフルエンザにかかりやすい人”の割合は23.7%、“インフルエンザにかかりにくい人”の割合は76.3%という結果になりました。
両者には、いったいどんな違いがあるのでしょうか。さっそく次項から見ていきましょう。

予防接種は必要?驚きの結果に

インフルエンザにかかりやすい人と、かかりにくい人が予防接種を受けているかアンケート調査しました。
すると、以下のグラフのように驚きの結果となりました。

インフルエンザにかかりにくい人の方が、かかりやすい人に比べて予防接種を受ける頻度や割合が低く、「1度も受けたことがない」という回答も非常に多いのです。
だからといって、予防接種が必要ないというわけではありません。かかりにくい人は、普段から体の免疫力が高まる生活を送っているのではないでしょうか。次項から詳しく見ていきましょう。

インフルエンザ対策
かかりやすい人・かかりにくい人の違い

予防接種以外に実践しているインフルエンザの対策についてアンケートを実施しました。

実際のところ、インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人とで、対策に大きな差はありませんでした。
ところが「鼻うがい」に関しては、かかりやすい人1.9%に対し、かかりにくい人は4.4%と、かなりの違いを見せています。
人間の鼻腔にはたくさんのウイルスが付着していますので、鼻うがいは、インフルエンザや風邪の予防として非常に効果的と言えます。

なお、両者において、「生活習慣を整える(適切な休息、適度な運動など)」「食生活を整える」「インフルエンザ対策に良いと聞いた食品を意識して摂る(ヨーグルト、カボチャなど)」といった回答は上位に入っていました。

次項から、インフルエンザ対策のための生活習慣や食事についてみていきましょう。

かかりやすい人・かかりにくい人のインフルエンザ対策の違い① 生活習慣

予防接種以外のインフルエンザ対策として、「生活習慣を整える」「食生活を整える」と回答した人に対して、具体的に心掛けていることをアンケートしました。

両者で大きく差が出たのは、「毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる」と「運動をする」でした。

「毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる」の回答率は、インフルエンザにかかりやすい人が31%であるのに対し、かかりにくい人は41%でした。
毎日寝る時間や起きる時間が異なると、体は一定した休息を与えられず疲労します。毎日同じ生活リズムを保つことは、体の免疫力を高めるために有効といえます。

また、インフルエンザにかかりやすい人は「運動をする」の回答率が44%とかなり高いことに対して、かかりにくい人は28%と低めです。しかし、「決まった運動はしないが、日常の中で体を動かすよう意識する(階段を使うなど)」という回答率が、かかりやすい人24%、かかりにくい人35%と、逆に大きく差が出る結果となりました。
運動は継続することが大切です。汗をかくような運動の継続が難しい場合には、エスカレーターではなく階段を使ったり、1駅分多く歩いたりなど、普段の生活で体を動かすように心がけてみてはいかがでしょうか。
汗をかく運動をする場合、冬場は特にアフターケアが大切です。汗が冷えることで体温を奪ってしまいますから、こまめに汗を拭きしっかり防寒しましょう。また、飲み物も冷たすぎるものではなく、常温か体温以上の温度の飲み物を飲むようにしましょう。

かかりやすい人・かかりにくい人のインフルエンザ対策の違い② 食材

次に、インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人が、インフルエンザ対策のために意識して摂っている食材についてアンケートしました。

両者において最も多い回答を得たのは、「ヨーグルト(かかりやすい人80%、かかりにくい人90.1%)」でした。乳酸菌は体の免疫力を高めてくれることで有名です。

一方、両者で回答率に大きく差が出たのは「納豆」と「緑茶」でした。(納豆:かかりやすい人20%、かかりにくい人55.4% 緑茶:かかりやすい人33.3%、かかりにくい人51.8%)

納豆には、食物繊維をはじめとした腸内環境を整える成分が豊富です。体の免疫力と腸内環境は密接な関係にありますので、納豆を食べることでインフルエンザの予防につながります。
また、緑茶には抗ウイルス作用のある「カテキン」が豊富に含まれており、インフルエンザ予防を期待できる飲み物です。

かかりやすい人・かかりにくい人のインフルエンザ対策の違い③ 対策グッズ

続いて、インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人が使用している、インフルエンザ対策グッズについてアンケートをしました。

両者で、使用しているインフルエンザ対策グッズに大きな違いはないようですが、かかりやすい人の方が回答率の高いグッズが多いようです。
ところが、「加湿器(かかりやすい人43.4%、かかりにくい人46.0%)」については、かかりにくい人のほうが回答率が高い結果となりました。

人間の気道にある粘膜には、空気中のごみやウイルスを粘液で包んで体外に出す働きがあります。しかし、空気が乾燥していると気道も乾燥し、粘液の分泌が低下するため、空気中のごみやウイルスが体内に入りやすくなってしまうのです。
ですから、乾燥は、免疫力の一番の大敵といっても過言ではありません。
加湿器がない場合には、やかんや鍋でお湯を沸かすことでも、加湿器の代用となります。
こまめに水分補給もしながら、部屋や体を乾燥させないようにしましょう。

インフルエンザの予防には生活習慣・食事・保湿で免疫力向上が大切

いかがでしたか?
今回は、インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人における、インフルエンザ対策の違いをご紹介しました。

インフルエンザにかかりにくい人をお手本とすると、生活習慣としては、手洗いうがいだけでなく鼻うがいをすること、そして、普段から意識して体を動かしたり、生活リズムを一定にすることが大切ということがわかりました。
普段の食事では「ヨーグルト」「納豆」「緑茶」を摂ると、乳酸菌や食物繊維、カテキンが、インフルエンザ予防に期待できるようです。
また、加湿器やこまめな水分補給で部屋や体を保湿することも忘れてはいけません。

多種多様なインフルエンザグッズが販売されていますが、最も重要なことは、資本となる体の免疫力を低下させないこと、向上させることです。
今回ご紹介したインフルエンザ対策方法をぜひ参考にして、寒い冬を健やかに乗り越えてくださいね。