土用の丑の日に向け「うなぎに関するアンケート」を実施したところ、土用の丑の日にうなぎを「食べる、食べたいと思う」と答えた方が全体の6割以上を占めました。年齢が上がるほど「食べる、食べたいと思う」の割合が多く、反対に年齢が下がるほど「食べない、食べるつもりはない」が多くなり、年齢によって異なる傾向となりました。食べない理由としては「高い」「苦手・好きではない」が多く、なかには、「昔からの習わしで食べない地域に住んでいる」といった元々食べる習慣がないという回答もありました。
うなぎを食べる場所については、「自宅で食べる」と回答した方が大半を占め、人気メニューとしては「蒲焼き」、「うな丼」、「うな重」と続き、中でも人気No.4の「ひつまぶし」と答えた方は、東海地方にお住まいの方が多くなりました。また、うなぎを買う場合、約7割の人が国産を選ぶと答え、国産人気が根強いことがわかります。自宅でおいしく食べるコツを教えてもらったところ、温め方に地域差が出る中、うなぎを「ほうじ茶」や「烏龍茶」で温めるといった回答もあり、皆さん工夫されていることがうかがえます。
うなぎを食べないと回答した方の中には、代わりに伝統的な「土用シジミ」「土用卵」「土用餅」を食べるという回答の他、「豚バラ」「アナゴ・サンマ」「ナマズ」で作る蒲焼き「“なんちゃって”うなぎ」を食べるというものもありました。うなぎが絶滅危惧種に指定されたこともあり、うなぎ以外を食べる方も今後増えるかもしれませんね。