睡眠に最適な音楽・音は?
眠れない人のためのリラックス方法を紹介!
皆さんは、すぐに熟睡できるタイプですか?それとも、なかなか眠りにつけないタイプですか?後者の場合、リラックス効果のある音楽をかけたりして、寝つきをよくする人も多いのではないでしょうか。
今回は、寝つきが悪いと感じるときにどのような対策をとっているか、20代以上の男女にアンケートを行いました。
横になっても眠りに落ちにくい、という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
目次
現代人の特徴?「寝つきがよくない…」感じる人70%超え
初めに、20代以上の男女に対して、「寝つきが良くないと感じることがありますか?」というアンケートをとりました。なんと70%以上の方が、「ある」と答える結果となりました。
多くの男女において、寝つきにくいと感じることがあるようです。
では、寝つきをよくするために何か対策をとっているのでしょうか?
睡眠に入るために音楽や音が効果的?
皆さんは、睡眠のためのリラックス音楽を聴いたことはありますか?リラックス音楽はCDやストリーミングで販売されており、音楽以外にも、波の音や、森の音といったリラックスできる音を収録したものもあります。
前項で寝つきが良くないと感じることがあると答えた男女に、「寝つきをよくするために音楽や音を聴いたりしますか?」というアンケートをとりました。
聴くと答えた方は、なんと全体の3割にも満たず、27.8%しかいませんでした。
眠りにつくためには、リラックス状態であることが重要です。その要因の1つとして、音楽や音が大きな役割を担うことは、医学的にも証明されているのです。
「寝るときにリラックスモードに入れないことで、寝つきの悪さだけでなく、途中で目が覚めたり、熟睡感がない、朝起きても疲れている、といった状態を招いてしまいます。そこで、リラックスモードに入るのに有効といわれているのが“音楽(音)のチカラ”です」
※引用元;zakzak by 夕刊フジ「癒し系の音楽を聴けば眠れるってホント?睡眠の専門家に聞いた!」
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/180916/lif1809160002-n1.html
3割に満たないという数字から、睡眠のために音楽や音が効果的ということについて、まだ認知度が低いのかもしれませんね。
では、寝つきをよくするために音楽や音を聴くことがあると答えた27.8%の男女は、実際にどのような音楽・音を聴いているのでしょうか。
寝つきをよくするためにおすすめの音楽・音とは?
寝つきをよくするために音楽や音を聴くことがあると答えた男女に、「どのような音楽・音を聴きますか?よく聴くものを選択してください。」というアンケートをとった結果が、以下のグラフです。
1位:「歌詞のある曲(意味の分かる言語)」52.6%
歌詞があると歌詞に集中してしまいそうな気がしますが、半数以上の男女が寝つきをよくするために聴いているようです。普段から聴いている好きな曲などは、なじみがあってリラックスしやすいのかもしれませんね。
2位:「人の話し声(テレビの音、ラジオの音、動画配信サイトの動画の音など)」24.5%
音楽よりも人の話し声の方が落ち着く場合もありますよね。また、これらはテレビやラジオ、動画配信サイトなど、手軽に聞くことができるのも利点です。
3位:「ピアノやハープなど洋楽器の曲」20.3%
こちらは、睡眠用の音楽としてもよく使用されています。ピアノやハープは繊細でやさしい音色ですので、寝る前のリラックスに効果的と言えるのではないでしょうか。
ちなみに、リラックスできる音として、最近流行している「ASMR」をご存じでしょうか?ASMRとは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略であり、正式な日本語名称はないものの、概要は主に聴覚や視覚への刺激によって、人が心地いいと感じる反応のことです。ASMR動画はYouTubeなどの動画配信サイトで世界的に流行していますが、今回のアンケートでは、意外にも3%以下の回答率でした。ASMRの音には心地よさはあっても、睡眠前のリラックスとしては適していないということかもしれませんね。
次に、寝つきをよくするためによく聞く音楽・音の中で、「最も眠りに落ちやすかったと思うものを1つ選択してください。」というアンケートを取りました。その結果が以下の通りです。
1位:「歌詞のある曲(意味の分かる言語)」23.9%
2位:「人の話し声(テレビの音、ラジオの音、動画配信サイトの動画の音など)」15.5%
3位:「ピアノやハープなど洋楽器の曲」12.9%
寝つきをよくするためによく聞く音楽と同じ順位となりましたので、聴きたい音楽・音を聴くことが最も眠りにつながるということかもしれませんね。
このような音楽・音は、販売されている音源(CD、音楽配信サービスなど)を聴いている方、無料動画配信サイトやテレビ、ラジオなどで聴いている方が多いようです。その他には、アプリや、自分で作成/演奏/録音したものを聴いているという方もいました。
インターネットが普及している今、入手先には困らずにいられそうですね。
では、寝つきをよくするための音楽や音は、どのような状態で聴くのが良いのでしょうか?
眠りにつくには、どのように聴くのが良いの?
皆さんは、寝つきをよくするために音楽・音を聴くとき、イヤホンやヘッドホンをつけていますか?
「寝つきをよくするための音楽・音をどのように聴いていますか?当てはまるものを選択してください。また、その中で最も眠りに落ちやすかったと思う方法を1つ教えてください。」というアンケートをとった結果、以下のグラフのような回答となりました。
「イヤホンなどは付けずに聴いている」という回答が圧倒的に多い結果となりました。耳を開放して聴く方が、寝るためには良いようですね。
もし、音楽を聴いていても寝つきが悪いと感じている方で、イヤホンやヘッドホンを付けて聴いている方は、一度外して聞いてみてはいかがでしょうか。眠りに落ちやすくなるかもしれませんよ。
音楽を聴く以外におすすめのリラックス方法!
では、音楽や音を聴く以外に、寝る前のリラックスに良いものはあるでしょうか?
最後に「音楽や音を聴く以外に、寝つきをよくするために効果的だったと思う方法はありますか?当てはまるものを選択してください。」というアンケートをとりました。以下のグラフをご覧ください。
1位:「お風呂にゆっくり入る」 31.1%
お風呂にゆっくり入ると体が芯から温まり、血行が良くなるので、眠りやすくなるのも納得ですね。寝る前に体が冷えていると、布団に入ってから体が温まるまで時間がかかるので、寝るまでの時間も長くなってしまいます。
2位:「テレビやスマホなどは一切見ず、目を閉じて眠りにつくのを待つ」 24.4%
基本的な方法と言えますが、非常に健康的な方法ではないでしょうか。 現代では、ついつい「寝ながらスマホ」を続けてしまう世代が多いと思いますが、眼精疲労の原因にもなりうるので、寝る直前までスマホやテレビを見続けるのは控えた方がいいでしょう。
3位:「少しだけお酒を飲む」18.7%
少しのお酒は血行を良くするのでおすすめと言えます。しかし、飲みすぎは厳禁です。泥酔状態で眠るのは体に良くないので、飲酒量には気を付けましょう。
他には、「お風呂上りにストレッチをする」「アロマを焚く」といった回答がありました。音楽を聴くという方法が合わない方は、試してみてはいかがでしょうか?
寝る前の音楽・音はイヤホンを外して。
体を温めてリラックスしよう
今回のアンケートで、眠りに入るために聴くと良い音楽・音と、聴く状態、そして音を聴く以外のリラックス方法を紹介しました。
・寝る前には、自分がリラックスできる耳障りの良い音楽・音を聴く。
・楽器の音では、ピアノやハープなどの音がおすすめ。
・聴き方はイヤホンやヘッドホンは付けず、耳を開放する。
・お風呂や飲み物などで体を温める。
上記に加え、大事なのは目を閉じることです。
音楽や音を聴きながら眠る場合でも、スマホやテレビの画面を見るのは控えて、目を休めてあげましょう。そうすることで、体も心もよりリラックスできるのではないでしょうか。
最近冷えてきましたので、一層寝つきが良くないと感じる人も増えていると思います。今回のアンケート結果から分かった、リアルな対策を参考に、快眠ライフを過ごしてくださいね。