導入事例
dポイント使用の決済で客単価が10%向上
株式会社マキシム様
- 本社:兵庫県神戸市
- dポイント導入開始時期:2017年7月~
顧客の利便性と定着率の向上をめざして
20~40代の女性に人気のファッションブランド「神戸レタス」www.lettuce.co.jpを中心に、複数のブランドを展開するアパレル企業のマキシム。「ワクワクドキドキできるものづくりを」をミッションに掲げ、すべてのステークホルダーに夢や楽しさ、出会いを体験できるものを提供し続けている。
2004年11月創業のマキシムは、翌2005年11月にはレディースアパレルECサイト「神戸レタス」を開設。キャリア決済は以前からよく使われており、ドコモのスマホ決済サービスを2015年12月から導入スタート。さらにdポイントも「スマホユーザーの利便性や顧客定着率を向上させたいと考え、2017年7月に導入しました」と、マキシム 代表取締役CEOの林純司氏は説明する。
「現在はECサイトだけでなく、リアル店舗でもd払いとdポイントを取り扱っています。お客さまのニーズに応えて導入したdポイントですが、近年は低下傾向にあった客単価がdポイント導入後に上昇したのは、弊社にとってもメリットでした。dポイント利用の決済で、10%の客単価向上が見られたのです」(林氏)
コラボアイテムがSNSで話題に
dポイント利用者は「購買単価が高い傾向にあります」と林氏は語る。なかでも、ドコモケータイのユーザーは月々の通信料によるポイントを多く持っているため、「弊社からの付与ポイントよりも消費ポイントの方が大きい」との印象も。さらにdポイントはキャンペーンの回数が多く、期間中におけるdポイント利用者の売上30%増やドコモのメール告知によって1日に3万ユーザーの送客という実績もあった。
キャンペーンや販促の取組みについても、林氏は「顧客層やニーズに合わせて企画してもらえるのも魅力です」と付け加える。たとえばドコモの担当者からのアイデアで好評だったものには、dポイントのキャラクター「ポインコ兄弟」と「神戸レタス」のコラボトートバッグがあり、「SNSでも拡散されて完売となりました」(林氏)。また、神戸レタスの顧客層に合わせてカラフルな花をあしらったマキシムオリジナルのdポイントカードも話題になった。
「オークションサイトでも扱われるほど人気で、新しいお客さまにもリーチできたように感じます。今後も一緒にアイデアを出し合い、お互いのプラスになるキャンペーンや企画を考えていきたいです」(林氏)
ドコモと一緒に新たなチャレンジへ
ドコモから毎月提供される分析レポートも、日々のサイト運営に活用している。マキシムとドコモとの両軸から分析することで、「顧客属性の把握や精度向上にとても役立っています」と林氏。
dポイントやd払いだけにとどまらず、新しい取組みにも両社で一緒にチャレンジしている。ドコモの位置測位サービスと大阪大学が保有するセンサー情報技術「ひとなび」を組み合わせ、マキシムのリアル店舗に来た人の動きを測定。このデータを利用し、店舗レイアウトの最適化を進めている。林氏はドコモの技術や分析データの有益性を改めて実感するとともに、今後はAIを使ったサービスモデルなどの構築にも期待を寄せる。
株式会社マキシム maxim-jp.net
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