見ているだけで食欲をそそるチャーシュー麺やカルボナーラ、食欲が落ちやすい季節でも食べやすい冷やし中華やざるそばなど、多様なメニューを楽しめる麺料理。今回は、さまざまな種類の絶品麺料理をd払いとdポイントの両方づかいで、おトクに楽しめるお店をご紹介します。
おすすめのお店
-
食欲そそる!ラーメンや冷やし中華
『バーミヤン』
ラーメンや冷やし中華、かた焼きそば、担担麺、酸辣湯麺まで、中華を代表する麺メニューが種類豊富に楽しめます。一部店舗では、数十種類の麺メニューのテイクアウトを行っています。
※店舗により内容・価格が異なる場合があります(販売していない店舗もあります)。
-
そば・うどんのメニューが充実
-
モチっと食感が自慢の生パスタ
『鎌倉パスタ』
モチモチ食感の生麺と特製クリームソースの相性が抜群のカルボナーラが自慢です。トマトソースやチーズクリームソースなどの定番パスタにパンがついてくる、テイクアウトも一部店舗で行っています。
-
真鯛や鴨など…おだしの生パスタ
コラム
ラーメンやパスタ、うどん、そばまで!
麺の魅力を再発見できる、知っておいしい豆知識を紹介します。
進化するラーメンの“麺”に注目!
創作麺などの新たなブームが、次々と話題になるラーメンの世界。スープやトッピングが注目されがちなラーメンですが、その麺に注目すると、熟成麺を売りにしているお店を見かけます。熟成麺とは、打ってから2~3日寝かせた麺のこと。水分が生地に行きわたることで小麦の風味が高まり、しなやかでコシのある麺になると言われています。
そのほか、スープの絡むちぢれ麺や太麺、モチモチとした多加水麺、茹でる直前に揉んでプリッとした食感を出す手揉み麺、さらには、一般的にパスタなどに使用されるデュラム小麦を配合した、食感に個性を出した麺など……。その“麺”も進化を続けています。
パスタは“噛んで楽しむ麺”
ペーストと同義語である「パスタ」は、広義には“練り物”を意味します。パスタの中でも、やはり日本人になじみ深いのは「スパゲッティ」でしょう。スパゲッティとは、直径1.6~1.9mmのロングパスタを指します。ロングパスタには、直径1mm程度の「カペッリ・ダンジェロ」から、20mm程度の「パッパルデーレ」まで、様々な太さのものがあります。
パスタに使用されているデュラム小麦にも特徴があります。グルテンの結合力と伸展性が高いため、生地の中に行きわたり、独特のプリンプリンとした食感を生み出します。「ツルツルとした喉越し」を楽しむ和麺とは異なり、かすかに芯を残す「アルデンテ」が好まれるように、「噛んで楽しむ」のがパスタの魅力といえるでしょう。こうした噛み心地、広がる小麦の甘味を意識すると、より一層パスタが美味しく食べられます。
うどんのモチモチ食感のヒミツとは?
パスタと同じく小麦粉を練って作るうどんは、生麺を食べるのが一般的。讃岐うどんは加水率が高いので麺が伸びやすく、朝こねが原則と言われています。そこで大事なのが圧延(足踏み)と熟成の工程。足で踏むことで、手の力だけでは生み出せないグルテンの組織を鍛えることができ、弾力性が生まれ、それを熟成させることで適度な柔らかさを生むことができます。
そばのおいしさのカギは、その風味
旨い蕎麦を「三たて」「四たて」というように、出来立ての新蕎麦が好まれるのは、やはりその独特の風味が蕎麦好きの方に愛されているからでしょう。一般に秋に収穫される蕎麦を新そばと呼びますが、最近では春や夏に収穫される品種が出回るようになり、“採れたて”のそばを食べられる機会は以前よりも増えています。
つなぎを使わずに打ったそばを「生蕎麦」と言いますが、小麦粉を混ぜた二八蕎麦などのツルツルとした喉越しも人気です。
また、ラーメンのつけ麺で知られる「あつ盛り」ですが、実はもり蕎麦にも存在します。クーラーで身体が冷えた夏場などに、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
さまざまな麺料理の豆知識、いかがでしたか?
次回食べるときにご紹介した豆知識を思い出しながら、より一層麺料理を楽しんでくださいね。
【参考】
『ラーメンマニア』(エイ出版社発行)
『人気店が公開する調理技術 ラーメン つけ麺 冷し麺』(旭屋出版発行)
『【さぬきうどん】の真相を求めて』(吉原良一著/旭屋出版発行)
『そばうどん知恵袋111題』(そばうどん編集部・編/柴田書店発行)
『パスタ入門』(小矢島聡・塚本守執筆/日本食糧新聞社発行)